"飾・彫金"カテゴリーの記事一覧
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先日、7日。
晩飯は七草粥かと思いきや、キムチ鍋だった我が家。
ん~ 刺激的☆
さて、
まずはコレを見てくれ。コイツをどう思う?
そう、皆が思ったとおり、
「なんかのパーツだ。」
・・・・
ま、なんのパーツかは後日判明するので置いといてっすね、
こういう「ハートの切り抜き」をする時っすね、オイラの場合、
精密なデザイン画でもない限り、フリーハンドでマジックなんか使ってハート書いて
切り抜いちゃうんすよ。なんせせっかくの手作りなワケっすから。
全く同じハートだとCADで設計したモンやら、プレス抜きしたのと同じっすからね。
んでも、
やはりあまりにも不揃いだと美的におかしくなる。ので!
上の画像で言うと、ポイントはっ!
上下の幅やセンターのガイドラインくらいは引いたほうがイイっすね。
さらにっ! (前に言ったかもしれないっすけど)
ハートのM字部分。マク○ナルド的な。んーそう、お尻みたいな部分。
は、ドリルで二つ穴開けて作ると。
すると、
糸鋸での手作業では大変な○が簡単に綺麗に作れるっす。作業効率大幅UPっす!
上の画像では全部、直径1ミリのドリルで開けたので、
ハートの膨らみやトンガリ部分の向きこそ違えど、
並べても「なんか揃っている風」に仕上がっているワケっす。
そんな作業をしている今日この頃っす。
ちなみに、皆さんお分かりだと思うっすけど、
ドリルで1ミリ開ける前に、0.6ミリで開けた方が正確に開けられるっすよ。PR -
皆様お久しぶり男!
どもっ!剣二っす。
さて、最近何かと用があって連日出掛けだったり、
大船から新宿行こうと思ったら、なぜか市川に着いてたりと
けっこうマイッチングな今日この頃っす。
ってことで、
あんまネタを書く余裕がないんすけど、
ちとお知らせっす。
来年、1月に東京ビックサイトで行われる『IJT国際宝飾展』に
オイラってば出展者で出るっす!!
ま、と言っても、
技能士会で出す小さなブースの中で、その一員としてっすけどw
上のIJTのHPで 出展者情報→eガイドブック→「全日本貴金属技能士会」っす。
んで!
恐らくオイラは連日会場にいると思うので、
「ビックサイトでオイラと握手っ!」 じゃなくってっすね、
どうぞお気軽に来て話しかけておくんなましっす。
そこのブースにいる人みんな職人さんできっと楽しいっすよ。
その上、さらに
なにかしら買っていただければサイコーっすね☆
オイラのモンは置いといても、
現代の名工と呼ばれる匠の方々のモノも見れるし、
場合によっちゃーそこに居て解説もしてくれるだろうっすから
興味ある方はぜひご来場くださいっす。
ちなみに、
IJTのHPから無料で招待状の申し込みできるし、
なんだったらオイラが送りますんで、そん時はメールして下さいましっす。 -
十五夜で中秋の名月だと言う今夜。
皆さんの所からはお月様見えますか?
ウチからは薄ら雲に隠れてその姿が見えないっす。
この~ 恥ずかしがり屋さんME☆
う~ん、満月。 満月。。。
丁寧に言おうとして、『お満月』と言うと、なんかエロス。
さて、
おバカなお話は置いといてっすね、
ウチの仕事場にはロールが2台ありまして、(↓コレね)
ロール、またはローラー。
貴金属の板などを挟み、圧延、板を薄く轢いていくモノ。
ロール部分に溝が入っているのは、棒、角棒状に轢くことも出来る。
っす。
で、
2台あっても見たとおりの古いモノで、(何せ親父が独立前の工場から持ってきたモノっすから)
もうね、肝心のロール部分が傷んでいたんすよ。
板轢いても傷が付くとか、平らな面が轢けないとか。
んで、
いちおう普段はマシな方を使っているんすけど、
やっぱ0.5ミリ厚以下で矢坊主で打ち出しただけのモノとか作る時に、
その僅かな傷取りが手間なんすね。
なので、
「そういえばウチにはロールが2台ある。」ということを
最近ふと思い出しまして。 (←最近かよっ)
1台をバラして御徒町はヤマグチさんトコに半無理矢理お願いして
ロール部分の研磨に出したんす。
そしてアガってきたのがコチラ!!
す、すごくテカってます。
やっぱこうでなきゃ! ロールはこうでなきゃ!!
と、思ったのはつかの間。
ヤマグチさんの報告には、どうやら、、、
ロール中央部分、一番使う平らな部分のヤキが抜けてる。とのこと。
また、
調整の真鍮部品にガタもきているので、0.1mmとか
精密な板轢きは難アリとのこと。
うっ、う~む。。。。
ま、
親父が独立する前、約30年モノの一品なので仕方無しくぁ!
次ヘタったらおNewを買おう!!
そんな、今日この頃っす。
ん?何で始めからおNewじゃないんだ? ってぇ??
そりゃ~今あるのが勿体無いからっすよ~
しかも使ってないのがあったしぃ~~
ちなみに、
ロールのヤキが抜けていた件っすけど、恐らく、
皆若くてほぼ独学でやってたという、独立する前の親父が勤めた工場。で、
吹いたばっかの千度以上の熱を持つプラチナをロールで轢きやがった。
と、思われまっす。何度も。
ソレは叩け! そう、鍛冶屋のごとく!! -
シルバーを削ったヤスリっていうのは、ゴールドとかを切れなくなるので、
昔親父やウチに居た職人さんが使ってたヤスリを使おうと思いまして、
仕事場の隅に放置プレイされている
人によってはガラクタ、人によっては魅惑の小箱を漁ってたんすよ。
(魅惑の小箱。てか缶カラ)
う~ん。。。下手すりゃ30年以上モノ。
少なくとも15年は放置のモノ達っす(汗)
で、
そんな中から予想以上に、
イイモノ発見!!
(アライ製キサゲ)
東京ならずとも、飾り屋さんなら一度は聞いたことがあるだろう工具屋さん。
アライさんトコのキサゲっす。
年代モノ、古びているからって侮るなかれ。
昔の工具はそれこそ職人さんが作ってたので、鋼材自体が良くできてるんす。
しかも、品質でも定評のあるアライさんトコのなんで、
最近のそこらで売ってる量産品なんぞ話にならないってワケっすよ。
キサゲがけした時の感覚でいうと、
鋼材が悪いと、 ザザザ、、ザグ。って感じっす。
鋼材がイイと、 シャー スッ って感じっす。
ってことで、
さっそく砥いで使ってみたっす。
拡大してるトコに注目っす。
左から、ゴムがけまでした状態。
中目からキサゲがけした状態。
中目ヤスリをかけた状態っす。
そう、油目ヤスリとか飛ばして、キサゲだけでこんだけ出来るっす。
作業が速い!
ちなみに、間の角は後でナナメに落とすのでダレてますが、
キッチリカッツリ仕上げることも可。っす。
ぶっちゃけ、
「キサゲ仕上げなんかしたことねぇよ~」「メンドーなだけだよ~」なんてことを
言ってた時期もありましたが、
普通に使えるし、場面によっちゃー作業が速い。と改めて思う今日この頃っす。
んでも、
技能士会カイチョーの持ってたキサゲの方がイイなぁ~
刀みたいなちゃんとした鋼の刃だったモンなぁ~
さらに良質の刃物って、感覚的に、
シャー サッ じゃなくて、 ヌルン ヌルッ って本当滑るように切れるんすよ。
あ、もちろん、
ちゃんと砥げてる前提っすよぅ~
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~ちょいとイイモノ紹介~
一月くらい前から仕事で使ってみてるモンなんすけど、
コレがなかなかイイモノで、ま、タイトル通り、ようは機械油なんすけど、
ちょいとご紹介っす。
タイホーコーザイ 『ステンカット』
極圧添加剤の効果(スプレー剤みたいにプシュゥって出て炭酸水みたいに
シュワシュワ~ってなる)で、反溶着性に優れ、ステンレスなどの難削材に効果を
発揮します。切り粉の排出をスムーズにし、バリやカエリ、ムシレが少なく、
焼き付きを防ぎます。刃先の摩耗を減らし、工具の寿命を延ばします。
切削速度を速め、作業能力を高めます。
価格:1000~1500円
まさにその通り!
今までドリルの穴あけとか普通の自転車油やミシン油を使ってたっすけど、
いやいやいやいや、こっち使った方が切れ味はイイし、切り口、バリなども抑えられるし、
また!
タガネの刃研ぎもそのシュワシュワ加減で砥石の目詰まりも抑えられるわ、
なんと言っても非常にサラサラ感触が由!
オイラのような飾り屋彫り屋だと機械油使うといっても所詮は微量っすからね~
普通の容器のモノだと半分も使わぬ間に油が黄色く変色してトロトロになっちゃうんすけど、
このスプレータイプだとナイス密閉度でいつでもサラサラ&シュワシュワなワケっすよ。
ってことで、
気になった方はお試しあれっす。