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POKO blog

飾り職人・ジュエリークラフトマンによる彫金と趣味と変な日記。

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素人でも頑張れば出来る!ミルグレイン ~其の肆~

先週の大國魂神社の「くらやみ祭り」に続き、

今週末は龍角散のCMでお馴染み神田明神さまの「神田祭」に行ってきました。

土曜日だけでしたけど、





今回は五軒町さんにお世話になり御神輿を担いできました。

町会神輿を担ぎ、本社神輿も少し担いできました!

が、

宮入は観光客の壁も凄まじく見物しておりましたです。





さて、



いよいよメイン、本題へときた、

『素人でも頑張れば出来る!ミルグレイン』 ~其の肆~

・ミルタガネを頑張って作ってみる!

でっす!


まず、造るタガネ・使う道具の確認です。





・ミルタガネ・ナナコタガネと呼ばれる物。
・その柄。
・ルーペ。
・ダイヤモンド砥石(#600・#1500・#3000)
・ダイヤモンドディスク(#600・#1500)
・HARPのタガネホルダー。

以前も言ったように、特に!

特にHARPのタガネホルダーはこの仕様のヤツで!



ではミルタガネを造っていきましょう~


今回の作業工程はコチラッ!


・先端が四角、やや長方形になるよう砥石で刃を付ける


以上!


前回の赤タガネ(炭素鋼タガネ)でのミルタガネ造りでは、

① 株、初期状態のタガネの先端を平らにして四角にヤスリ掛け
② 軽く糸鋸で十字に切って、センターにお手製のポンチを打つ
③ 打ったポンチ跡に合わせて更に四角にヤスリ掛け
④ 焼き入れをする
⑤ ポンチ跡を青棒で磨く
⑥ 先端が四角、やや長方形になるよう砥石で刃を付ける

でしたが、

いきなりからと、多くの作業を省いたので楽ですね☆


でもの作業も難しいと前回言ったのですが、

そこで登場するのが!




HARPのタガネホルダーなワケです。
(まあこれ。赤タガネ炭素鋼タガネにも使えるんすけどねw)


こんな感じに使います。




タガネの#を目印として上にして装着、固定。

ホルダーの傾き角度をだいたい35~40度にして

ダイヤモンド砥石・ダイヤモンドディスクに当てます。

そしてホルダーとタガネをやや抑える様に持ち、研ぎます。

チャッ!チャッ!っと少し研いではルーペで確認しましょう。




こんな感じになります。

これで四角の1面を研ぎました。


次は、一度タガネ外して逆さまに装着、固定します。




ちゃんと180度回って逆さまになっているか?

装着、固定したら軽く砥石に当ててみて研ぎ面をルーペでよく確認しましょう。

大事な所なので妥協をせずに!


そして先ほど同じように研ぎます。

で、こんな感じに。




この辺の研ぐ量?丸を落とす加減は、感覚的なモノも強く、

各自、練習して慣れていって下さい。

これで四角の2面が研げました。


お次は!

タガネホルダーの真骨頂!

装着、固定をそのままに!




この角度を90度回します。

で、同様にちゃんと90度回って今まで研いだ2面と直角になっているか?

ルーペで確認しながら微調整し研ぎます。メモリの90度に囚われ過ぎないこと。

んで!

右に90度、左に90度と両方出来たら四角の4面完了です!




(ホルダーが横向きに倒れていますが・・・w)

やや長方形にタガネ研ぎ完了です!!



研ぎ加減など角度の微調整などなど、

感覚的な慣れは必要ですが、

ま、これなら、


赤タガネ(炭素鋼タガネ)でミルタガネを造るよりは、


容易いかと。



これに柄を付けてミルグレイン・ミル打ちしてみた真鍮リングがコチラ。




まずまずではないでしょうか?



これでやっとこさ、

難関だったミルタガネ造りが出来ました。



『素人でも頑張れば出来る!ミルグレイン』


最後に、


・ミルグレイン・ミル打ちを頑張ってやってみる!


ですが、これいる?

今までの解説と彫金やっている人なら、ほぼお察しだと思うんですけど・・・



ま、最初に言ってしまったし、

今回のオイラ的な総評という私見のまとめも含めまして、

やるくぁ~w



次回! 『素人でも頑張れば出来る!ミルグレイン ~其の伍~』
・ミルグレイン・ミル打ちを頑張ってやってみる!



でっきるかな~♪ でっきるかな~♪ さてさてフフ~ン♪

ですw

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