"飾・彫金"カテゴリーの記事一覧
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いつも平気で9時10時いっちゃってるのに
今日はなんだか5時にお目覚め剣さんでっす。
ぜってー昼頃眠くなる・・・グダグダる・・・
さらに暑さでトロける・・・とろけるスライス剣さんになる・・・
いやスライスにはならないっすけど。
さて、
昨日はこの前言ってた技能講習会をやってきましてね。
どっか連絡のミスがあったようで、1時半集合2時開始のつもりが
受講者さんらに1時からと伝わってたらしく、
1時半ちょい前に会場入りした講師のオイラが
「え?オイラ遅れた?遅れたの?」みたいな空気で
初っ端から軽くテンパってたんすけど。
ま、
ソレは「連絡ミスでスマン!」ってことで
まるで何事もなかったかのように2時から始めまして
宣言してた通り、
立派な指導じゃなく、とてもフレンドリー感覚で講習をやってきたっす。
で、
やっぱ技能講習ってムズイっすねぇ~
そもそも技能ってのは知識や工夫といった頭使うのはもちろんっすけど、
手、体で体験、覚えないとしょーもないトコロがあるっすからねぇ~
しかもすでに出来ることやってもしゃーないし、
でも他人の技量なんて知らんし、手探り状態でしたわ~
ただ前に出て話す講習、セミナーやってもあんま意味無いし、
お教室とか弟子とかなら横について教えるのもできるんすけど
2・3時間の限られた時間内でどう有意義なモノにするか?
んで、
オイラは考えた結果、フレンドリーにしてみたんすよ。
(性格も大いに関係あるっすけど)
結果は・・・
まあ、たぶん、成功!
フレンドリーにすることで始めは緊張気味だった受講者も
半ばから遠慮なくガツンガツン質問してきたし
ポイントを実演しながら説明した後に
「じゃ、ちょっとやってみ」と少しだけど気軽に体験させることも出来たし
最終的に
「やってみますよ!」「試してみますよ!」と
テンション上げさせることが出来たのでヨッシ!
結局ね
技能なんてモンは自分がやらなくちゃ身に付かないんで
参考になる方法と感触を提供できて
テンション上げられればイイかなー
と思った今日この頃っす。
いやー
初の講師体験だったっすけど、
受講者の皆さんヤル気あって素直だったのでヨカッタっすよ~
出来ないのに「俺はそんなの出来るからいいよ」みたいな輩とかいたら
職人気質のオイラとしては
金槌でコーン!っと頭引っ叩きたくなるっすかね~(笑)
それと
親方レヴェルの方が横で見守っててくれたんで気が楽でしたっす。
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~誰が言ったか名言集~
人間の素晴らしい所は、忘れる事が出来ることだ。
人間の愚かな所は、忘れる事だ。
どないせーちゅーねん!?
ってことでね、
皆さん、こんにチワワ♪
今日も愛と夢と希望と妄想に色んなトコ膨らませてる?
ども、昨日のTVでやってた「ナルニア国物語」を見て、
軽く中二病になっている剣ニっす。
いやーそれにても
ナルニア国に行くフラグがなんかサザエさんちっくだったのはウケた!
さて、
漫画『印台リングの作り方』の企画なんすけど、
ちと時間かかりそうなんで、
今日は先にとりあえずどんなんか?ということで
参考画像をUPしたいと思いまっす。
まず先日UPした銀の塊を、
ぶっ叩いて!ぶっ叩いて!ぶっ叩いて!
こんなんに、
溶接して!ヤスって!仕上げて!
こんなんに、
な。
・・・・・・・・・
「な。」じゃねーよ! 作り方わっかんねーよっ!!!
と思われた皆さん。それはごもっともで、、、
だが!
ソレは漫画でだっ!待ってろぃっ!!
と
何故か逆ギレしてみる今日この頃。 -
ふむ。
印台リングを削り出すにはもうちょい指の皮が厚くないとイカンな。
そんな音楽家みたいなことを思う今日この頃。
オイラってちょっとカッコイイ~
最近は「飾り」よりもっぱら「彫り」をやってたんでね。
やっぱっすねぇ~
タガネを持つ指と、ヤスリ使う時に品物押さえる指じゃあ~
ちと違うんすよっ!
指が変形するのは同じなんすけどねぇ。
タガネの時は絶妙な力加減を指で感じなくちゃイカンので
指が平べったくなるのはイイんすけどある程度指先がプニプニしてないと
感じられんのですよ。
一方で、
ヤスリ使う時に品物押さえる指ってぇのは、
言わば万力のごとき指力が必要になるんで
指先表面はむしろカチカチでいいんすよ。
なので、
印台リングとかビシッと面を出したい品物を作る時は
タガネばっか使ってたプニプニ指はちとやり辛いっす。
ちなみ、
彫金教室初心者がビシッとした面をヤスリでスリ出せない理由の一つも
コレっす! -
仕事がちと空いたんで、
以前ちと言った 漫画『印台リングの作り方』 をやってみるべく
とりあえず印台を作ってみてる今日この頃。
最近の子らは印台なんてWAXで作っちゃいそうっすけど、
オイラはもちろん!
引っ叩いて作りまっす!
こんなんから↓
(小汚いけど長方体物体がシルバーの塊ね)
まあ発表はいずれっす。
てか、とりあえず早く仕事のHP作ればいいもんを
ついつい金にならぬこういう方向に労力がいっちまうっす。
イ、イカンっすねぇ・・・(汗
あ、あとっすね、
GW頃にちと作ったモノなんかもあるっす↓
テントウムシストラップっす。
いちおう首んとこがカチャカチャ動くっす。
さすがに遊ぶにしてゴールドなんか無理っすけどね(笑) 今高いし(TT)
ま、楽しく暮らしますっすよ♪ -
ハロッホ☆
オイラ達が扱う金や銀やプラチナなど貴金属ってーのは、
ある意味、昔っからの使いまわしなんすけど、
食いモンはアカンだろ。船場吉兆よ。
さて、
ここんと陽も長くなり、ウチの仕事場も西日が凄まじくなってきて、
午後2時3時もなると「ちとクーラーでもつけようかしら?」なんて気分っすけど、
本日はそんな陽の光に影響を受けて、
ちょいと【飾・彫金】での『光』について語りましょか。
まずは宝石の話。
宝石っていうのはダイヤでも色石のルビー、サファイヤなんかでも、真珠でも、
光を当てると綺麗で、お店や展示会などではスポットライトを当てたりして
より綺麗に見せてるんすよ。
同じように、海外とか南国みたいに日差しの強い地域では
例えば日本の冬や室内で見るよりも綺麗に見えるんす。
で、
薄暗い店とか、照明が色々工夫されてる展示会とか、
海外のお土産で買った宝石が、「あら?こんなんだったかしら?」と思うのは
よくあることなんすけど、
では!
宝石の自然な輝きってどうなん?どんな宝石がイイのん?
っていうと、
まず自然な輝きっすけど、それは、
午前中の陽の光の下と、夜の白色蛍光灯の室内で見てみると分かるっす。
「白色の光の下で、強い光と弱めの光で見る」ってことっすね。
すると、宝石が光を受けたときの反射具合、
いわゆる輝きが感覚的に分かるっす。
んで、
イイ宝石ってのは、別段光を当てなくても、
むしろ光の少ない暗いところ、
薄暗いバーや、月夜の明かりでキラキラっとツヤやかに輝くっす。
次に石留めの話。
何回かこのHPでも言ってるんすけど、
石留めはやっぱり午前中の日の光(間接光)っすよね。
爪留めでも彫り留めでも慎重な作業だけに
なるべく明るい方がイイっす。
夜は石の反射がチカチカするし、何しろ見辛いっすからねぇ。
日中でもあんま眩しい時なんかはベビーパウダーやファンデーションで
反射を抑えるとやりやすいっす。
最後はロウ付け(溶接)の話。
石留めとはうって変わってこっちはやや暗い方が良かったりしまっす。
バーナーの炎の色、熱を持った地金の色で感覚的に判断するからっす。
実際、直射日光なんかだと青白いバーナーの炎の色、特に都市ガスの場合は
炎の長さがとっても見辛いっす。
地金の方もその色の変化で今何度くらいでもうちょいでここにロウが流れるとか、
これ以上熱すると地金が溶けるってのが分かるっすからね。
以前TVで見たんすけど、
特注の電球、フィラメントなんか作る工場ってのは
わざと部屋を暗くしてバーナーと熱したガラスの光の色が見やすいようにしてたっす。
ってなワケで
光の加減でちょいと物事が変わってくるっていう
光のお話でしたっす。
何気ない光の当たり具合をちょいと気にしてみたり、
いつもとはちと違うところに光を当てて見てみたりってのも
また面白いコトかもしれないっすね☆