"飾・彫金"カテゴリーの記事一覧
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【飾・彫金】のあるある
~糸ノコの初心者~
真っ直ぐ切りたいけど
どうしても右または左に切れて行ってしまう。
(手先・手首の力で切ろうしないで、肩の力で切るようにすれば真っ直ぐに行くよ)
厚みのある地金を切ると断面がものっそいナナメ。
(始めにちゃんと真っ直ぐなのを確認して、↑のように切ればいいと思うよ)
一時間でノコ刃を1ダース折る。
(大抵、無理に力の入れすぎだよ☆ノコ刃はピンと張ろうね☆)
ノコ刃を新しいのに付け替えた瞬間に折る。
(細いからね。気をつけようね☆)
切り始めがギタギタ。
(まずは押し切りなら引いて、引き切りなら押して、ミゾを付けるとやり易いよ☆)
ノコ刃がピンと張れてない。
(切れないし、折れるよ☆)
勢い余って指を切る。
(ノコの進行方向に手を置いちゃダメだよ☆)
勢い余って品物を押さえている指をフレームで挟む。
(ま、力の加減は身体で覚えようね☆)
勢い余ってフレームでオデコを打つ。
(ま、力の加減は身体で覚えようね☆そのに)
職人がやっているノコで「切る」ではなく、
「削る」をマネして取り返しのつかないコトになる。
(ある程度ノコを扱えるようになってからね☆)
とりあえず各サイズのノコ刃は持っている。
(道具をそろえるのはイイことだよ☆)
でも、「透かし」をやってみるとドット絵。
(ドンマイ!次行ってみよ~☆)
上手くいかないのは道具のせいだと言う。
(99%君の腕のせいだよ☆)
折れるノコ刃が怖くてちと苦手。
(折れたノコ刃が手に刺さるのも慣れだよ☆)
円や曲線を切るとき身体も一緒に曲がっていく。
(レーシングゲームとかもなるよね☆)
フレームの柄がガッツンガッツン金ダライに当たってる。
(手に収まるサイズに柄をカットすると使い易いよ☆)
しっかり品物が押さえられず切るときの反動で品物が
バタバタ動いちゃう。
(指が硬くならないとね。弦楽器の演奏者みたいに☆)
摩擦熱で熱くて品物が押さえられない。
(根性だよね☆)
話しかけると怒る。
(オイラもそうだよ☆)
・・・・・・・・・・・・
と、
すこぶるマニアックな「あるある」を
自分の過去を思い出しながら書いてみましたが、
皆さん、いかがでしょうか?
他にもなんかあったらレスってくださいっす。PR -
先日言ったとおり、
『馬の絵彫り』を以前のモノより動きを付け、
彫ってみたっす。
まず、以前彫ったという絵彫りがコチラ。
静かにたたずむ優しげなお馬さんっす。
で、
今回のも上のような札形のモノに彫ったんすけど、
何せソレはオイラが神輿担ぐ時に身に付けるモノっすからぁ~~~
ええ、自分のモノっすからぁ~~!午年っすからぁ~~~!!
もうちょい動き、勢いがほしいな!と思い彫ってみたっす。コチラっ!
まあ、残念ながら材質はゴールドではなくシルバーなんですが、
デザインで言えば、
振り向き加減、毛のなびきを加え、若干目と目の間を狭めたっす。
彫り方で言えば、
さほど変わりはないんすけど、筋肉の筋なんかを荒して窪ませた前回と違い、
オール切りっぱなしでよりソリッド感を出してみましたっす。
「さあ!担ぎまっせ!」という声が聞こえてきそうっす。
こんな感じでいかがでしたでしょうくぁ! -
基本、
質屋の言い値だからデッス!
はい、皆さんコニャニャチワ~
一級貴金属装身具製作技能士の剣さんですよ~
さて、
今日はタイトルにあるような、ジュエリーを買う時ではなく、
「売る時」のお話を軽くいたしましょう。
ま、「売る時」と言ってもっすね、
オイラのようなプロの所業ならいざ知らず、
一般素人の方々が「ジュエリーを売る」と言えば、
その価格の高さからフリマなんぞではなかなか売れず、
(業者がいたりもするしね☆)
質屋に持っていくしか無い。と思うんすけど。
(手間的にも)
それにしても、買ったときはあんなにも高いお値段だったのにっ
安っ!引き取り値段安っ!!
と、思われるでしょう~
ええ、さぞかし思われるでしょう~
今日はね、そこらへんの SHI・KU・MI☆ ってヤツをね、
こっそりとネット公開しちゃいまっしょ~(←矛盾)
ま、言ってしまえば一番最初に言った通りなんすけど、
まず、「お店で売られている商品」ってのぶっちゃけて言うとっすね、
そのリングならリングの純粋たる価値は表示価格の3割くらいなんすよ。
と、言うとボッタクリのように聞こえますが、世の中の商品みんなそんなモンっすよ。
飲食店でも何でも、材料費、原価というモノはだいたいそんなモンっす。
それに加工賃、運送代、人件費、家賃などなどが加わり
最終的な消費者が買う末端値段ってのがだいたい原価の3倍くらいってワケっす。
で、
基本的に買い取る側っていうのはっすね、
その末端価格ではなく、「原価の値段で売っても儲かる値段」で買い取るってワケっすよ。
ジュエリー、貴金属品を質屋に持っていった場合を言うとっすね、
世に言うスーパーブランド、グ○チさんやら、シ○ネルさんやらなら
まあ、人気商品っすから箱や証書などちゃんと付いて本物と照明出来れば
店頭に並べると売れるんで、ソレ相応で買い取ってくれるんすけど、
あと、金の喜平のクサリとかはその地金(金)自体に価値(相場)があるんで
1gいくらとかソレ相応で買い取ってくれるんすけど、
その他の場合、
ダイヤだろうがルビーだろうが何だろうがは、
何十、何百カラットなら別だろうけど、通常いわゆるゴミのような扱い。
で、
せいぜい、地金グラムいくらの計算で買い取られる。
ほぼ質屋の言い値で買い取られる。
というワケっす。つまりすごく安い。
まあ、ジュエリーってのは大昔からその価値から偽物が多いっすからね。
手口も巧妙化されてていちいち詳しく鑑定出来ない状況では
そのような対応もいたしかた無しってとこでしょうか。
まとめ
消費者が手にする時は末端価格、質屋が買い取るときは原価。
人気ないモノ、証明がないモノは論外。ソレで儲かるから買い取る。
ってことっすねぇ~
ただし、
地金(金やプラチナ)は相場に変動があるので、
むしろ儲かる時もあるよ。
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お客 : 『シルバーの平打ちリング、プレーンのままじゃ寂しいからなんか彫ってくれ。』
お客 : 『そうだ!名前を彫ってくれぃ!』
オイラ : 「え!?モロに名前っすか!?」
という注文を受けまして、
ま、
『おまかせ』ということだったんで、とりあえず漢字はモロすぎるので、
アルファベット、ローマ字にしてと、
書体はスクリプトやブロック体、デジタル文字とかあるけど
お客さんはやや年配の方なんで、ここはオールドイングリッシュに。
オールドイングリッシュというと、文字一つ一つが凝ったイメージ、
ゴチャゴチャしたイメージがあって、「繊細かつ緻密な彫りにする?」
と思ったけど、今回はあえて逆にシンプルなオールドイングリッシュを
彫ってみるっす!
こんな感じっす。
若干見辛いのはカンベンっす。