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久々にハンマーで指を引っ叩いて痛い今日この頃。
指輪の腕作りに棒状の地金を叩いてたら
爪の横の微妙なお肉がハンマーと金床の間にピチンっと挟まり、
見事に血豆ってまっす。
さて、
今日は何のお話をしましょか。
始まりのネタが「飾りモノ」だったから飾りのお話でもしましょか。
以前に職人、親方衆と話してた時に出てきた話なんすけどね。
同じ技術にも低レヴェルなモノと高レヴェルのモノがありましてね。
結果は同じでも低と高ではやり方がちと違うんすよ。
例えば、「穴を開ける時。」
低レヴェルでは、穴を開けたいところにケガキなどで印をつけて
ポンチを打ち、それからドリルなどで穴を開ける。
高レヴェルになると、
穴を開けたいところに低速回転のドリルで印をつけて
そのまま穴を開ける。
ってな具合になるっす。
初心者の場合は↑の低レヴェルのやり方でやっても
正確に穴を開けられなかったりするんすけど、
熟練された職人さんなんかだと高いレヴェルのやり方で
プッサプサ穴を開けていくんすよ。
手順、手に持っていてる道具を考えてみても
低レヴェルは、ケガキ→ポンチ→ドリル
高レヴェルは、ドリル
なんで、
どう考えても手間が少ない高レヴェルの方が
作業スピードも速いんすけど、いかんせん正確に狙った位置に
穴が開けられないと話しにならないんで、
初心者なんかは低レヴェルのやり方でやらないとイカン。
というワケっす。
と、こんな風に、
技術には結果は同じでも低レヴェルのやり方と高レヴェルのやり方があるんすねぇ~
その積み重ねで一つの品物を作るってときなんかには
低レヴェルの人と高レヴェルの人とでは同じ品物作っても
作業時間に3倍以上の差がでたりするんすねぇ~
(しかも3倍以上かかっても下手だったり・・・)
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