忍者ブログ

POKO blog

飾り職人・ジュエリークラフトマンによる彫金と趣味と変な日記。

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

P!V!A! P!V!A!
小指の爪を切っておいてよっかた・・・

すっ飛んで剥れるかと思た・・・・


そんな今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?

どもっす。剣二っす。




さて、今日はっすね、

気が向いたので、【飾・彫金】のタメになる話をするっす。

で、内容は?というとっすね、

タイトルにある通り、PVA、

『PVA砥石を使った仕上げ作業』 のお話っす。


まあ・・・先にぶっちゃけると、技能士会の技能講習で知ったモノなんすけど(笑)

このPVA砥石というモノ、

主に中仕上げ用としてバッファーに着けて使うんすけど、
(先端工具、リューター用もあるっちゃーアル)

スポンジ状ビニール砥石というその素材構造の特製と、

バッファーで使えるという大きさから、ジュエリーアクセサリー製造加工において、

ものっすごい!面がビシッ!っと出た作品に仕上げることが可能になるんすよ。



で!

特徴や使用法を述べていくとっすねぇ~



まずは要注意点!

砥石っすから、間違って角とか当てちゃうと取り返しのつかないことに、

指の爪でも引っ掛けようモノなら、グワッともっていかれて酷いことになるので、

低回転で使用するのが原則で、技術も必要ってコトっす。


次に特徴をいうと、スポンジ状の素材構造から、

PVA砥石自体&品物が熱を持ちにくくってすね、シルバーなんかもイケるっす。

また、砥石の番数もアリ、#220、#400は整形用。#600、#800は仕上げ用。

と使い分けられるっす。もう一つ!

PVA砥石自体の整形も他の石の砥石を当てれば簡単に出来るので、

特定の溝、角、面に合わせた形に、簡単に整形できるってワケっす。


お次に使い方っす!

主に面を出すタメに使うので、バッファーに取り付け、横面を使うっす。

始めは軽く当てて舐めるようにして、面がちゃんと当たったら少し押してやると

イイ感じっす!

溝や角なんかは、PVA砥石を合わせて整形した後、低回転で慎重に当てるっす。


で、あと、「どのタイミングでPVA砥石?」ってことっすけど、

そうっすねぇ~ オイラの場合、

ペーパーヤスリの後、超細かい油目ヤスリの後、ちゃんと仕上げたWAXの皮むき、

等等に使用するっす。んで、

その後は、#600、#800のPVA砥石の後なら、

フェルトバフ→布、ローンバフで、自分の顔が映るくらい磨き上がるでしょう!


何よりのポイントは、

面が出る! 作業が速い! ってことっす。

どうしてもペーパーや手仕上げのみだと、ついつい微妙な丸みが出るし、

かといって下手に磨き粉使うと、張り付いて筋が出るし、

最終鏡面仕上げをより容易にする方法!と思えばイイかもっす。


ちなみに、

PVA砥石に近い先端工具、リューターポイントの仕上がりを言うと、

PVA砥石#220、#400 : デデコ、セラミックポイント(#220緑、#320紫)

PVA砥石#600、#800 : シリコンポイント、セラミックポイント(#500橙、#1000灰)

って感じの細かさっす。


WAX鋳造などの具象デザインなんかだと、なかなか使う機会が少ないかもっすけど、

平ら、面、等々を出す時なんかにゃ~~とても有効なんで、

リングの横っ面なんか出す時なんかにゃ~~~それはそれは有効なんで!

是非一度お試しアレっす。

拍手[0回]

PR

コメント

1. 無題

早速爪切って買いに走ります(笑)

2. お試しアレっす。

便利なモノなので、爪をふっ飛ばさないように是非お試し下さいっす(^-^)
コメントを書く