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POKO blog

飾り職人・ジュエリークラフトマンによる彫金と趣味と変な日記。

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ナナメにスル妙。
画像が無いんですが・・・・(汗)


本日は、

お客様に感動して頂いた、『ナナメにスル妙』を

ちょい解説。


先日、

とあるお客様がウチに持ち込んできた

プラチナダイヤモンドリング。

0.5カラットUPのダイヤがソリティアな6本立爪リングでした。

がっ!

エンゲージリングながらも、

「普段使い出来ない」とのことで、リメイクに。

ウチに持ち込んできたワケっす。


で!

ご希望の内容は・・・・

まず!洋服に引っ掛らないという実用性!

そして!指に似合った華奢な感じのテイストゥッ!!


ふむ。

職人剣さんが過去の経験実績から推察すと・・・・

リング腕部分が絞りつつダイヤを巻き込む伏せ込み留めする

リング!!


んで!


見事にOKでしたっす。

「そう!こいうのが良かったのっ!!」と、

オマケでケースもプレゼントしたんすけど、

そのまま指に身に着けてお帰りいただきましたっす。

ありがとうございまっす。


さて、

一見、上手くいった自慢話テイストで、

お題の『ナナメにスル妙』ってなんぞや?ですが、

お客様のご希望に添えるちょいテクっす。


まず1の、「洋服に引っ掛らない」ということ、

爪留めではなく、ダイヤを囲む伏せ込みしかないっす。
(デザイン的に出っ張りを無くす)

次に2の、「華奢に」ということ、

指にハメて真上から見た状態で、「なんか細めに見えれば」

イイのです。実は。


ソコで!

実際のリング腕の幅2ミリUPでガッツリダイヤを留めながらも、

ダイヤの留っている中心に向かって

『地金を斜めに鑢で磨れば・・・』

ダイヤはガッツリ留っていながらも華奢に見えると。

もちろん引っ掛りはナッシング。と。

なるワケっす。



そんな、

普段使い出来るリング集。

最近、数点を加工したんで近日ブログにて画像UPを予定っす。

お楽しみに。


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