POKO blog

「暑さも彼岸まで」とは言いますけど、

どうなんすかねぇ～～？



さて、

今日は旧知の作家さん？と、ちと打ち合わせに行ってきたっす。

（いやぁ～連休だったから？新宿駅前があんなに混んでるとは・・・）


で、

オイラも職人業やり始めて、だいたい15年。

最近、やっと「親父様」と関係ないラインで、オイラに！って依頼がくるようになった

と実感する今日この頃っす。


まー・・・波も大きくあり、

正直、それだけ食っていくのは不安が絶えなかったりするっすけど・・・（汗）


ま、んで、

その作家さん、有名女優さんのマリッジリングなんかも携わった方で、

素晴らしいセンスを持っていると思える人なんす。

そして、今回の仕事は、ぶっちゃけ儲けにはならないけど、

曰く、「どうしても成功させたい仕事」という事らしいんす。


それがっ！


「加工は剣さんにぜひ！」と依頼がきたんす。

！？・・・・・・・ありがたやありがたや。



その作家さんもつい最近まで悩んでいたそうなんです。

「自分が手がける作品は全て自分の手で造らないといけない！」って。

でも、現実的に営業から製作納期の都合とかまで、全てをやるのは非常に困難！

でも、「何よりイイモノを提供したい！！」という方が本心のようなんす。


オイラも、

自分で仕掛けたり、依頼で量産から原型造り、フルオーダー１個モンとやってきて

同じく「全てをやるのは非常に困難！！」と思うっす。それを最近理解してきて、

でもやっぱイイモノ造りたいっす！思ってたんす。


そんな時に、


今回のお仕事っす。


たしかに、利益はそんなに出ないかもしれない、

単純でもオイシイ仕事の方が儲かるかもしれない。

でも！

熱意あるお仕事。情熱をかけられるお仕事。

そんなお仕事の、お声を指名でかけていただいた。



「剣さんは、心配りの行き届いた逸品ものを造るべきよ！」と依頼された。



（あ、オイラの親くらいのかなり年配の方で、変な意味は無くっす）

ビンビンのヤル気を出して、やらざるを追えないっす。



経験や年齢の違いあるのに、

加工に関しては、リスペクトを頂ける。

有難い。って言うより、なんとかしても応えたい！



そう思う今日この頃っす。



・・・前に幼馴染に言われたっす。「お前は職人でいいんだよ。」と、

オイラも日々実感するっす。

「己を高めるのは、誰かのタメになりたいから」と。

ま、時には見せびらかしに優越に浸りたいと思う気もアルっすけどねｗ

だってぇ・・・

人間だもの！（笑）


そんなこんなで、ある意味進歩無いオイラっすけど、

どうぞよろしく！っす＾＾

お声かけを日々お待ちしてるっす。